アイハラデザインオフィス

一日、一テーマ。

カリキュラム

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親子ドリル

はじめに指導要領サンプルお申込み十二の徳目一覧配信内容


サンプル誌

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   【お母さんの家庭教師】       生きる力は家庭で身につく


   わが子と学ぶ「親子ドリル」     〔第1〜4週日曜日発行〕
   http://oyako.drillde.gozaru.jp/


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   アイハラデザインオフィス    情報コーディネータ 相原 茂
   http://ado.drillde.gozaru.jp/      aihara3333@ybb.ne.jp

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▼2004年12月05日創刊/本誌はそのサンプル/No.0000【初版】


はじめまして。著者の相原です。


教育分野での経験も、実績も、人脈もない私のメールマガジンに目をとめてい
ただき、本当にありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

(全てのきっかけは、関連WEBに書かせていただきました)
(お時間があれば、お読みください)
(http://oyako.drillde.gozaru.jp/)

皆さま同様、日々子育ての実体験を積み重ね、机上の理論ではない子育てを、
今も、日々実践している、現在進行形の皆さまの同志です。


今の子育ては、昔とは違います。
学校教育の厳しさは薄れ、地域教育も形骸化。残るは、家庭教育ばかり。
そう、10〜20年前の日本には確実に存在していた教育環境が今はなくなっ
てしまったのです。(おじいちゃん、おばあちゃんもいない)
家庭教育のウェイトは、皆さまが想像される以上と言わざるを得ません。

「正直者はバカをみる!」
そんな親御さんも増えてきた今日この頃。

例えが適切ではありませんが、学校教育はしょせん[1:多]。
[1:1]の家庭教育には、絶対かないません。


今の学校教育は、地域教育や家庭教育の不足分までも補おうと膨大なカリキュ
ラムを組み、先生方の役割も肥大化。多忙の極みにあります。

こうした背景を鑑みて、容易に想像できることは、今、子育ての基礎・土台が
間違いなく、各家庭に移行したということです。

家庭教育のあり方(良し悪し)が、わが子の将来を決める。
わが子を生かすも殺すも、全て家庭教育。
そう思って、間違いなさそうです。


私は、「わが子に生きる力を身につけさせたい」そう、強く願われている親御
さんとともに、この「親子ドリル」を通じて、満足のいく子育てを、家庭内で
必死に推し進めていきたい。そう思っています。
「我が家だけで使うには忍びない」「同じ想いの親御さんにも使ってほしい」
この思いから、この「親子ドリル」を公開することにしました。

ただ、自らが学び、自らが成長する志のない親御さんはご遠慮ください。
お読みいただいたとしても、私の真意さえ伝わらず、何の成果もあげられない
はず。時間とお金のムダ遣い。お互いのためになりません。
また、すぐに結果を出したい、即席な子育てがお好みの親御さんもご遠慮くだ
さい。このドリルは、お子さまの学力向上を目的としたものではありません。


今、諸外国では「義務教育は国家戦略」。
国家の威信をかけた取り組みが行なわれていると聞きます。
私はここで、日本の義務教育について、あれこれ論じるつもりはありません。
ただ、わが子が社会に巣立つ頃、今にもまして、世界はグローバル化。
国家戦略のもとで教育されてきた諸外国の子ども達と、生きる力の名のもとに
ゆとり教育だけを受けてきたわが子が、同じ土俵で活躍できるとは、到底思え
ないのです。


「赤信号、みんなで渡れば怖くない」

歴史的にみても、甘えの構造で成り立ってきた今の日本。
ただ、今、世界はグローバル化の一途。
日本社会以外では通用しない「甘えの構造」が、いつまで続くというのか?
これからはますます、自分の意思(心)をしっかりと持った、主張すべき時に
主張できる人間が求められているように思います。

他人まかせな、即席な子育てを今なお、続けられようとしている親御さんには
失礼かもしれませんが、もっと、私を含め、親自身が勉強するべきです。
大きな心で包み込むような子育てができるのも、そんな親御さんだからです。


大袈裟にいえば(私は大袈裟とは思っていません)、私たちの一言一言が日々
子ども達の心に「生きる力」(もしくはその反対の力)を刻み込み、明日の社
会、日本、世界へと繋がっているように思います。
私たちは今、子を持つ親としての役割をしっかりと、再認識するべきです。


「過去は今の積み重ね、未来もまた今の積み重ね」

今、私たち、現役子育て世代が奮起しない限り、明日の日本は絶対、暗い。
そう、学校、地域、塾、家庭教師といった他人まかせの教育に依存するのは、
もう、卒業しましょう。
子育ては協働作業、家庭と学校と地域の連携です。
主役は、子ども達であり、各ご家庭(親御さん)です。


「今、私たちが変わるべきなのです。子を持つ親として」

わが子とともに「生きる力」の本質(心・志)を学び、わが子に伝える。
そんな子育てを「親子ドリル」を通して、実践していただきたいと思います。
私も、このドリルの実践者。
「わが子のモデルに値する人」に成長したいと日々、思っています。


<追伸>
皆さまには、有料購読の御礼まで、ご入用な情報を無償で検索サポートしてい
きたい。そう、考えています。
お一人で考え込まず、思い悩まず、お気軽に情報提供をお申し付けください。
「親子ドリル」を通じた緩やか関係をもって、心に残る、有意義な時間をとも
に、過ごしたいと思っています。

今後とも、よろしくお願い致します。


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 今後皆さまにお読みいただく「親子ドリル」のイメージは以下の通りです。
 「1日、1テーマ」。日曜日〜土曜日、一週間を7つのテーマで結びます。
 1日に要する時間は、約3分を想定しております。
 各ご家庭の生活環境に応じた、さまざまなアレンジをお願い致します。
 ちなみに我が家では、子どもが宿題をする時間を、この親子ドリルの時間
 とし、わが子の傍らで、時には音読、時にはどう考えるかをわが子と話し
 意見交換をする。そんな「ともに学ぶ姿勢」で実践しています。


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         今週のカリキュラムをご覧ください
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 【日曜日】今週の名言    〔ジャン=ジャック・ルソー〕
 【月曜日】今週のコラム
   〔わが子の体力は低下の一途?〕
 【火曜日】ほんとうの学力
  〔わが子のために努力する!〕
 【水曜日】親の音読
     〔新島襄〕
 【木曜日】家庭教育講座
   〔夢を持て!〕
 【金曜日】情報・環境教育
  〔お母さん、インターネットって何?〕
 【土曜日】子どもの病気
   〔風邪をひいたらお風呂はダメなの?〕

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┃【日曜日】今週の名言
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(※考える日※世界の偉人が残してくれた言葉に触れ、物事を深く考える日)


▼ジャン=ジャック・ルソー

「いつでも何でも手に入れられるようにしてやる」


ジャン=ジャック・ルソーが教えてくれた。
子ども達を不幸にする一番確実な方法がこれ。

いつでも何でも手に入れられるようにしてやること。
「なぜ?」 一見、とても幸せなことのように思えるが。


今日は、このことについて考えてみたい!


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┃【月曜日】今週のコラム
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(※知る日※最新の子育て情報を筆者咀嚼のうえ皆様にお届け、今を知る日)


▼わが子の体力は低下の一途?

「週末は家族でサイクリングやジョギングなど」


東京オリンピック開催の年、国は、日本人の体力・運動能力の調査を始めた。
先般、その最新調査結果が発表されたのでお知らせします。

文部科学省が公表した「平成15年度体力・運動能力調査結果」がそれ。
ぜひ、ご覧ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/10/04100506.htm


気掛かりなのは、子供たちの体力・運動能力の目覚しい(?)低下。
完璧な右肩下がり。これはもう、株式会社○○○○と同じ。(失言)

本調査は、平成15年5〜10月(小中高校生は5〜7月)に行われたもの。
全国の6〜79歳の男女、7万1896人のデータがもと。


小学生の場合、運動・スポーツを「週1日以上するグループ」と、そうでない
グループに分けた比較も行なわれている。
スポーツをする頻度と運動能力の関係にまで踏み込んだ分析になっている。


両グループの差は、年齢が進むにつれて開いていく。
11歳では、全調査項目で、よく運動するグループの方が、高得点。
問題なのは、運動する11歳でも、20年前の11歳に比べて、走力やソフト
ボール投げなどの基礎的な能力で劣っている点だ。

日ごろから運動をしている子ども達でさえ、体力・能力が下がっている状況。
運動をほとんどしていない子ども達は、皆さんの予想通り・・・。

少子高齢化が進み、子供の数が減っているうえに、子ども達の体力は低下して
いるという悲しい結果だ。

一人っ子が増え、外で遊ばず、部屋にこもって、テレビゲームに興じる毎日。
近所の子どもは少なく、子ども達が安全に、安心して遊べる場所も少なくなっ
ている。

一方、「親のほうはどうか?」といえば、いつも自動車。
ショッピングセンターに行けば自動ドアに、エスカレータに、エレベータ。
まったく、体を使う場所がない。
水泳教室、サッカー教室、体操教室など、スポーツ塾が流行るのも納得。

子どもの頃、馬乗りや缶けりで、暗くなるまで遊んでいたことを思い出す。
もちろん、テレビゲームなどなかった。
室内遊びといえば、トランプに野球盤、モノポリーに似たバンカースぐらい。
みんな、一人では遊べないものばかり。

もっと工夫を凝らした遊ばせ方、運動のさせ方はないものだろうか?

子ども達の世界も今、ものすごい勢いで変化している。
私たちが、「子どもは風の子、外で元気に遊びなさい!」といったところで、
外遊びのお手本になる兄弟がいない。集団遊びの方法さえ、わからない状態。
お手上げだ。


学力の低下を問題にする親はいても、体力の低下を問題にする親は少ない。
学力には「本当の学力」と「みかけの学力」が存在するが、体力には「本当」
「本物」しかない。「みかけの体力」がないことを考えると対策は自ずと見え
てくる。


少なくとも、読者の皆様には、わが子が伸び伸びと遊べる環境創りと、体力の
低下を意識した改善努力をお願いしたい。


昔からいわれる「知徳体」。
今週から、我が家は「週末サイクリング」が必須科目(?)。
お子様とご相談のうえ、何かをはじめる時!?


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┃【火曜日】ほんとうの学力
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(※学ぶ日※本当の学力を身につけさせたい、実践すべき事例実例を学ぶ日)
 目で見て、耳で聞いて、鼻で嗅いで、手で調べ、口に出して、心で感じる。
 頭で理解し、努力を惜しまず、原理・原則を知る。そんなわが子のために。


▼わが子のために努力する!


わが子に「ほんとうの学力」を身につけさせたい。
そう望まれるのであれば、「要領よく、簡単に、直に」などといった子育てか
らはもう、卒業してください。

即席ラーメンのような、冷凍食品のような子育てではなく、田舎のおばあちゃ
んがつくってくれる、味のある、いつまでも忘れることができない「煮物」の
ような子育てを、手間ひまかけて、お願いします。


目に輝きがない。だけど、テストはいつも100点。
(IQが高い子)
目に輝きがある。ご近所の方にもしっかりと挨拶ができる。
でも、テストはいつも65点。
(IQは高くない、だけどEQが高い子)

あなたは、どちらのお子さまがお好みですか?
「さすが、わが子」と思われますか?


持論ですが、学校教育の主な役割はIQを高めること。
EQは各ご家庭が高めるもの。EQまで学校教育に頼っていてはいけません。

今からでも遅くはありません。
自分で自分の道を切り開いていける、そんな子どもに育てたい!
ならば、家庭教育(EQ)に目覚めてください。


65点のテスト。もう一度、よ〜く見てあげてください。

テストの点数にしか興味を示さない親御さんがおられます。
わが子は答えを出すために、何をどう考え、どんなプロセスを経てこの答えに
至ったのか、テストから必死に読み取り、改善を図ろうとする親御さんもおら
れます。皆さまにはそうなっていただきたい。

受験は要領。算数はやり方を覚えれば十分。漢字は書ければいい。書き順なん
て私も知らない。字が汚い?=私も汚いから。本は読めればいいんじゃない。
結果だけを求める親に育てられた子は間違いなく、結果だけを求める子に。
そう、お母さんに喜ばれたくて・・・。
お母さんが望む結果(点数)だけを求める子に。


「うちの子、人見知りで、挨拶ができなくて困っちゃう!」
「でも、テストはいつも100点なの。パパに似て、頭がいいみたい」
よかったですね、お母さん。


今週のコラムでもご紹介したとおり、体力には「みかけ」が存在しません。
EQも同じです。
「みかけ」と「ほんとう」が存在するのは、IQ(学力)だけです。


結果(点数)だけを求める子は、原理・原則に興味を示さず、みかけのテクニ
ックに走る傾向があります。(喜ばれたくて・・・)
そう、「みかけの学力」しか育たない危険があるのです。


「みかけの学力」は義務教育の間しか通用しません。
皆さんご存知のとおり、社会に出れば、そこは、教科書などない世界。
問題が用意されているわけではありません。テクニックもありません。
自らが問題をみつけ、その答えを自らが探り、強い意思と熱意をもって、主体
的にそれに取り組む。そんな世界です。
テクニックだけを身につけていても、仕方がない世界。
精神的、哲学的にしっかりした大人しか、航海を許されない大海原なのです。


「遊ぶのは大学に入ってから。今はお受験お受験。勉強がんばってね!」


文部科学省が「生きる力」の教育を今、主張するのは、家庭教育・地域教育の
崩壊が原因だと私は考えています。
「今の家庭に、国の宝である子ども達を任せてはおけない!」
「このままでは、次代を担える人間が育たない!」
そんなメッセージ(警告)ではないでしょうか?


「生きる力」の本質は間違いなく「心」です。
精神的、哲学的にしっかりした大人に成長するための基礎・土台を今、身につ
けさせたいものです。

「生きる力」の本質(心)は『学校にあらず、家庭にあり』。
わが子がかわいいなら「わが子のために努力する」。お忘れなく。


最後に・・・。
このマガジンには、皆さまの努力なしにお子さまに「生きる力」が宿るような
「魔法の力」は存在しません。焦らず、確実に、一歩一歩、前進する。
そんな子育てのためにお役立てください。


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┃【水曜日】親の音読
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(※感じる日※お母さんの音読素材※生きる力、強い心、尊い志を感じる日)


▼新島襄/にいじまじょう(本名/七五三[しめた])1843〜1890年

「一国の良心ともいうべき人々を育成する」


新島襄は、明治時代の教育家です。


群馬の安中藩主、板倉家江戸上屋敷に生まれました。
板倉家の藩主に仕えていた曽祖父の影響から、習字・絵画・漢字・礼儀作法を
幼い頃から学び、13歳の時には、オランダ学問を学びます。

21歳の時、「世界を見よう!」と日本を飛び出し、海外に渡航。


新島が乗った船は、上海、サイゴン、香港などを経て、ボストンへ。
途中で寄港した、アジアの国々が、西欧列強によって、植民地化されているの
を目の当たりにした新島は、強い危機感を心に抱きます。


その後、洗礼を受けてクリスチャンになった新島は、ボストンの高校を卒業。
大学では理学士の称号をうけ、卒業後、アンドーバー神学校に入学、神学を学
びます。


1872年、日本から訪れた、岩倉具視や伊藤博文らの通訳をまかされます。
岩倉らと共に、教育・文化施設を見学。教育制度を調査することになります。
「これからの日本に必要なものは、キリスト教と、高等教育を受けた主体的な
人間である」と考えるようになります。

1874年、日本に戻った新島は、翌年、キリスト教的な自由自治主義教育の
私立学校「同志社英学校」を、京都に開校。日本キリスト教界の先達として、
政府や仏教界の圧力と戦いながら、「同志社英学校」を大学にするため、基金
を募ったり、布教活動に精を出します。


そんな激務からか、体調を崩した新島は1890年、この世を去ります。
新島襄は、教育宣言の中で「一国の良心」について、次の様に述べています。


「一国を維持するのは、決して2、3の英雄の力ではない。実に、一国を形成
する、教育があり、知識があり、品性の高い人たちの力によらなければならな
い。これらの人たちは「一国の良心」と言うべき人たちであり、私たちはこの
「一国の良心」「良心の全身に充満したる丈夫(ますらお)」ともいうべき人
たちを養成したいと思う」 と。


今、私たちの家庭教育が、新島襄の遺志を継ぐものであることを信じます。


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┃【木曜日】家庭教育講座
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(※伝える日※生きる力の本質は、家庭にあり。親から子へ、心を伝える日)


▼夢を持て!


「今の子ども達は冷めている」・・・よく聞かれる言葉・・・
ただ、私が幼い頃にも、こんな風に言われていたような気がする。
将来の夢や希望も持たず、難しい目標を掲げようともせず、挑戦すらしない。

よ〜く、考えてほしい。

親である私たち自身が今、わが子に語れるような、立派な志しとともに、夢や
希望を持っているのかと。


子ども達は子ども達なりに、立派な夢や希望を持っている。
私の結論だ。

因みにわが子の夢は今、ポケモントレーナ。
私の感覚からすれば、正直、「何だそれ?」って感じ。
その理由を聞いてみた。
「気の合う友達と、いろいろ旅して、楽しそう!」
理由があった。

今はこれでいいのかもしれない。

私の夢もわが子に聞いてもらった。
答えは「何だそれ?」

これが、私の感じた「子の夢」とわが子が感じた「親の夢」の全貌だ。
話し合ったことに意義があると思う。
時期をみて、また聞いてみることにする。


わが子の夢、わが子の希望に耳を傾けていただきたい。
自分が子どもの頃に抱いていた夢や希望もぶつけてみたい。
そして今、あなた自身が抱いている夢や希望も。


夢や希望があって始めて、成功と失敗がわかる。
いわゆる、「めあて」がない限り、成功も失敗もわからない。
(基準も指標もないわけだから)
もちろん、その先にある物事を振り返り、反省し、改善していくといった思考
回路は育たない。

子ども達には、日々のめあて(目標)を持たせ、日々振り返らせ、日々反省、
日々改善に取り組むようなプログラムを、親が子に仕込むしかないようだ。
これは、自然に学べるものではない。


お勧めします。

毎朝親子で日々のめあて(目標)を話し合うこと。
もちろん前の晩でもOK。
「今日(明日)のめあては・・・」。
その日の終わり、親子で振り返ることも忘れずに。
「どうだった?」って。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【金曜日】情報・環境教育
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(※身につける日※21世紀は情報と環境、子どもと一緒に、身につける日)


▼お母さん、インターネットって何?

(わが子のこんな問い掛けにもやさしく答えてあげたい)


世界中のコンピュータをつないで、みんなで、お話ができるようにしたのが、
インターネット。

このパソコンも、インターネットにつながっている。
世界中のお友達とお話ができるんだけど、お母さんは、日本語しかできないか
ら、お母さんのお友達は今、みんな日本人。
英語の勉強・・・。
もっと、しっかり、やっておけばよかったな〜。

世界中のコンピュータにつながっているから、なれないうちは、すぐに迷子。
あと、世の中には、いろいろな人がいるから、中にはとても悪い人もいる。
ここ、気をつけてね。


お巡りさんみたいに、いつも見まわりをしてくれる人はいない。
悪い人を捕まえようとしても、インターネットの世界には国と国とのさかい目
もないし、悪いことをする人を見つけ出すのも、つかまえるのも、と〜っても
たいへん。むずかしい。

自分のことは、自分で守らないと。

顔も見えない、どこの誰かもわからない人どうしがつながっている世界。
そんな人どうしがなかよく、楽しく、お話ができるといったとてもすばらしい
世界である反面、わからないからって悪いことをする人もでてくる。
忘れないでね。

自分もその悪い人にならないよう、相手の気持ちになってお話することを。
これが一番大切なポイント。


少しづつ少しづつ、ひとつひとつ、一緒に覚えていこうね。
今日はここまで。


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┃【土曜日】子どもの病気
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(一週間頑張れましたか?健康第一、ご心配な時は迷わず受診、ご参考まで)


▼風邪をひいたらお風呂はダメなの?


私がまだまだ小さかった頃(数年前?)、母親によく、こう言われました。


「きっと風邪だね。お風呂はいいから、すぐに寝なさい!」
これ、昔の常識。

「風邪気味でも熱がなければ、お風呂に入ってかまわない!」
これ、今の常識。


一日を通して、37・5度以下なら、湯冷めに気をつけて、お風呂に入れる。
お風呂の蒸気が喉に、適度な湿り気を与え、皮膚を清潔にして新陳代謝を高め
る。カラダはさっぱり、ぐっすりねむれる。


ご参考まで。
来週もまた、頑張りましょう!


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  Copyright(C) 2004.11- Aihara Design Office. All Rights Reserved.


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▼ご提案

皆さまのお許しがいただければ、緩やか双方向の関係を築くことができます。
お気軽に、電子メールをお寄せください。【aihara3333@ybb.ne.jp】
お手数ですが、今週のコードを件名にご記入ください。【ka060805】
取り上げたテーマや内容について、私はそう思わない、こんな情報がほしい、
何でも結構です。
なお、添付ファイル付電子メールの開封はできませんので、ご了解ください。
皆様には有料購読の御礼まで、ご入用な情報は無償で検索サポートしていきた
い。そう、考えております。お気軽に、お申し付けください。【し】


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はじめに指導要領サンプルお申込み十二の徳目一覧配信内容